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ストレスと食欲低下

何か不安や怒りを抱えていると、胃に不快感が現れ、食欲に影響することがあります。これは自律神経の働きと胃腸が密接に関係しているからです。

ストレスがたまると、自律神経のバランスが乱れて胃の調子を崩し、下痢や便秘になりやすくなります。緊張して食事ものどを通らなくなる経験は誰にでも起こり得ることですが、これも自律神経の働きと関係しています。

緊張状態にあると、自律神経のひとつである「交感神経」の働きが優位になります。この交感神経には、胃腸の動きを抑える特徴があるため、いつもより食欲がわかなくなってしまうのです。たとえ、緊張しながら食事をとったとしても、胃腸がスムーズに働いてくれず消化不良になってしまいます。

食事は和やかなムードで、リラックスすることが大切です。リラックスしている状態だと、もうひとつの自律神経である「副交感神経」が優位に働き、胃腸の働きを活発にしてくれるため、食べ物が消化されやすくなります。

1人暮らしの人でも、週末は誰かと一緒に食事をしたり、コンビニ弁当をこだわりの食器に移し変えて食べるだけでも違ってきます。ちょっとした気分転換が胃腸を活発にし、おいしく味わえます。

このような簡単にできる、ちょっとした気分転換が心の健康に役立つのです。

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