リラクゼーション効果とその関係性についてご紹介します！

人体には、本人の意思でコントロールすることのできない自律神経が働いています。
この自律神経の中には、交感神経と副交感神経の2種類の神経があり、これらのどちらが優位に働くかによって大きく変わってきます。

リラックス状態にあるときは副交感神経が優位に働くため、心拍数や脈拍数、呼吸数が一定に保たれ、落ち着いた状態になります。
これに対し、ストレス状態にあるときは交感神経が優位に働き、心拍数や脈拍数、呼吸数が多くなり、副交感神経が優位に働いているときとは対照的な活動をします。

本来、起きて活動しているときに交感神経が作用し、睡眠時の休息中は副交感神経が作用するのが通常ですが、過度のストレスを感じると交感神経が活発に働いてしまいます。
そのため、本人は休息しているつもりでも、体は思ったほど回復していないということになります。

これを改善するためには、体をストレス状態から開放してリラックス状態にし、副交感神経を優位に働かせる必要があるため、リラクゼーションを行うことはかなり効果的ともいえるでしょう。

最も簡単な方法だと深呼吸するだけでもリラクゼーション効果を得ることができます。
このほかには、好きな入浴剤を入れてゆっくりと入浴したり、アロマセラピーといったストレス解消法が効果的です。

入浴にはその行為自体にリラックス効果がありますし、お好みの香りのする入浴剤を入れれば、アロマセラピー同様に香りを利用したリラクゼーションが期待できます。
これ以外にも様々なリラクゼーション法があり、一番リラックスできるのであれば、どんな方法でも構いませんので、ストレスを出来るだけ溜め込まないように心がけましょう。